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May be awake, and now a Dream

『 それぞれの道の選択・・・』

音を大切にする金さんを得て、バンドサウンドは次の段階に入ることになった。

Makino-PaPaが、どちらかと言うと感情やフィーリングで演奏するベースマンだった事も有り、
NTOのリズムは、演奏のバラツキが有った、よく言えばメンバーの意気が合った時のグルーブは、

自分でも背筋がぞっとするような完成度を見せたが、悪く言えば出たとこ勝負的な雑さが目立った。
又、当時を振り返りGonちゃんのバンドに対する”迷い”がそれに輪をかけてしまう事になる。

もともとNTOに加入する前のバンドで、オリジナルを何年も演奏してきたGonちゃんに取って、
コピーの演奏に疑問を感じていたみたいだ。

勿論、NTOとしての最終目標の一つとしては、オリジナルアルバムの作成が有り、
コピーはその一部でしかないと思っている。(逆に、オリジナルもその一部と考えている。)

ただし、NTOがNTOとして確立する為には、まずバンドサウンドの構築が大事で有り、
コピーを通じて、オリジナルサウンドの確立を目指すと言うのは今でも間違っていないと思うし、

また、現在でもその方法論を取っている。

特に、Syoujiや金さんのようなアンサンブル重視のプレーヤーに取って、感情に頼る演奏は理解しがたいスタイルだ。
お互いが疑心暗鬼になり、ますますバンド演奏が理想とかけ離れていくのをメンバー一人一人が感じていた。

ある日それは、ほんの些細なやり取りから崩壊が始まった・・・

その日の練習で、いつものように自由に叩いていたGonちゃんにあるメンバーがこう言った・・・
『 ここの部分は、オリジナルの音源通りに叩いてくれないか? 』

この言葉を、曲全体のバランスを考えて意見した彼と、その言葉通りにコピーしてくれと受け取ったGonちゃん
の間で決定的なものとなってしまった。

僕は、当然全体を考えた意見に同意し、上手くその真意を伝えようとしたが、彼の耳にはもう届かなかった・・・
『 コピーのドラマーが欲しいのなら、僕が叩く理由が無い 』その言葉を残して 僕らは別々の道を歩く事になる・・・

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≪後日談≫
その数ヶ月後、僕は彼の新しいバンドの練習を見に行った。そこには彼の求めた 彼のサウンドが有った。
楽しそうに叩く 彼の姿を見て 『 僕らの出した結論は 間違いじゃなかったんだ・・・』と 安堵した。

半ば、無理やり数曲彼らの練習に参加したが、久しぶりの競演は楽しかった・・・
『 バンドは リーダーがシッカリしなきゃ駄目ですよ! 』 僕に意見した彼の目の奥にある自信タップリな輝きに、
少々嫉妬した・・・ 楽しそうに演奏するバンドに嫌味なく賛辞を送った・・・ バンドのボーカルが美人なのも、うらやましかった・・・(結局そこかい!)
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by housyun-NTO | 2010-06-10 22:54 | NEXT